3.7kWの太陽光発電パネルを搭載し、Ua値は0.48W/m2Kで、ダクトレスの熱交換換気を搭載したZEH(ゼロエネルギー住宅)です。冬は南面吹抜けの高窓から1階の奥まで太陽熱を取り込み、床下エアコン1台で効率よく暖房を行い、夏は日射を遮蔽し、北側の高窓から熱気を抜く、夏涼しく冬暖かな住まいとなりました。国産の杉を構造材に用いて、等級3の耐震性を確保し、多摩産の杉材で、床や天井を仕上げた、自然な印象のシンプルでコンパクトな室内空間に。また住まい手ご家族が、床のワックスや屋外木部塗装を行う参加型の住まいとなりました。極端にコストをかけなくても、気持ちの良いZEHは実現できるという良い実例になったと思います。
染地の家
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